チャイコフスキーの生涯をわかりやすくまとめた

チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説します。

チャイコフスキーの女性関係

チャイコフスキーの女性関係

 

チャイコフスキーに大きな影響を与えた女性は、

 

母親を除くと、

 

 

3人います。

 

 

オペラ歌手

アルトー

 

生涯の悪妻

アントニーナ

 

お金と命の恩人

フォン・メック夫人

 

彼女たちは、

内向的なチャイコフスキーに大きな影響を及ぼしました。

 

 

早すぎる死・チャイコフスキーの母親

 

チャイコフスキーは10代前半のときに母親をコレラで失っています。

 

当時、母親は40歳。

死因のコレラは、チャイコフスキーの死因と同じです。

 

これは当時、法律家になるための勉強をしていたチャイコフスキー

大きな衝撃を与えました。

 

 

元花嫁から友達に・アルトー

 

nmusic.hatenablog.com

 

チャイコフスキーが最初に結婚を考えた女性です。

 

オペラ歌手のアルトーという女性で、

結婚直前までいったときに、劇団の都合でスペインに旅立ち、

結局スペインの歌手と結婚しています。

 

 

チャイコフスキーはこの事件を受け止め、

アルトーとは仲の良い音楽友達として、その後も交流を続けたそうです。

 

彼のこのときの思いは楽曲として残っています。

 

nmusic.hatenablog.com

 

 

 

悪妻にされた女・アントニーナ

 

nmusic.hatenablog.com

 

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現在の研究では、悪妻ではなかった?とされている女性ですが、

悪妻でないにしても、チャイコフスキーにあまり良い影響を与えてはいなかったようです。

 

彼の自殺の原因になったのが「結婚生活」ですから、

 

彼の作品に大きな影響を与えたことは間違いありません。

 

 

 

そもそも彼女が悪妻とされているのは、

チャイコフスキー自身が「結婚生活は、創造力を枯渇させるだろう」と言い出したことから、

 

後世の人が「アントニーナはチャイコフスキーを不幸にした」というイメージを作り出したことに始まっています。

 

 

つまり、

彼が結婚生活でインスピレーションを傷つけられるくらい繊細すぎたことが原因だといわざるをえないのかもしれません。

 

 

恩人、恋人・フォン・メック夫人

 

彼と夫人との思い出はこちらで詳しく語っています。

 

nmusic.hatenablog.com

 

生涯あうことのなかった、やりすぎた遠距離恋愛とも言われます。

一方、恋愛関係にはなく、お金だけの関係だったという説も。