チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説

チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説します。

交響曲第4番④第2・3楽章・チャイコフスキーの意外性

交響曲第4番からチャイコフスキーの心を読む!

 

チャイコフスキー交響曲第4番の第1楽章は、

 

悲痛な敗北で幕を下ろします。

 

いきなりのあきらめです。

 

 

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チャイコフスキーが伝えたかったことはどういうことなのか?

 

 

第2・3楽章に続きます。

 

 

第2楽章、「もう疲れた・・・」

 

チャイコフスキーの世界はさらに

救いようのない様相になります。

 

 

 

チャイコフスキーの手紙を意訳して、

かなり脚色をほどこして引用します。

 

 

「第2楽章は、仕事に疲れた人を表している。

 

 

仕事から帰ってきて、ひとり夜に抱く寂しい感情を表しているのです。

 

 

 

こういうとき、どうすればよいのでしょうか?

 

 

 

昔の楽しかった日々の思い出に浸って、

気分を紛らわせようか?

 

 

それは、かえって逆効果だ。

 

もう決して帰ってこない過去を思い出しても、悲しい気分になるだけだ」

 

 

 

 

第3楽章、「放心・・・そして、気まぐれ」

 

 

「第3楽章は、

気まぐれな感情を表しているのです。

 

 

中間部で出てくるさまざまな旋律があるでしょう?

 

 

それは、酒に酔う陽気な農民や、軍楽隊の更新などが遠くから聞こえてきているのです。

 

 

なんか楽しそうでしょう?

 

 

でも、疲れ果てた人々には、それが聞こえない。

 

 

感覚がマヒしてるから。

 

 

無表情なメロディが流れてくる部分がありますが、

 

その旋律によって、人々が楽しさや幸せに鈍感になっていることを表しています。

 

 

 

なぜ、この幸せに気付こうとしない?近づこうとしない?」

 

 

 

チャイコフスキーの最後の答え

 

チャイコフスキーはいっさい戦いません。

 

宿命に敗れ去ったあと、

いろいろな慰め方を提案しますがうまくいきません。

 

いろいろ試行錯誤しながら、

チャイコフスキーは最後の答えを導き出します。

 

 

第4楽章に突入するのです。