チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説

チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説します。

白鳥の湖を100倍楽しむ!①・チャイコフスキーの最高傑作?

チャイコフスキー白鳥の湖」を100倍楽しむためには?

 

チャイコフスキーは、「白鳥の湖」を作曲したときの経緯は

 

こちらにまとめています。

 

 

nmusic.hatenablog.com

 

チャイコフスキーは、

 

非常にこころ優しい人物であったと伝えられていて、

 

 

小さな動物を愛し、また不幸な人や悲しんでいる人を見ると、

 

ほうってはおけない性格だったようです。

 

 

また、同性愛者であったとも言われていて、

 

彼の繊細すぎる一面は、そうしたこともうなづけてしまうのです。

 

 

 

 

一方、それでいて、驚くほどに野卑、大胆。

 

 

チャイコフスキーの魅力のひとつは

そういう屈折した人間性なのかもしれません。

 

 

さて、そんなチャイコフスキーの魅力があますところなく表現されているのが、

 

交響曲第4,5,6番でも、ヴァイオリン協奏曲でもなく、

 

白鳥の湖」だという評論家もいます。

 

 

その視点から、この「白鳥の湖」迫っていきましょう。

 

 

 

白鳥の湖」が最高傑作なわけ

 

チャイコフスキーはたしかに素晴らしい交響曲や、協奏曲をいくつも書いています。

 

それらひとつひとつは、ベートーベンやブラームスといった、本場ドイツの音楽の頂点に匹敵するくらい素晴らしい芸術性をもっています。

 

 

ただ、これらのチャイコフスキー音楽は、

 

本当のチャイコフスキーを映し出したものではないと思うのです。

 

 

小説家の百田尚樹氏は、

「純度100%のチャイコフスキーではないような気がしている」

と述べています。

 

 

彼は、田舎帝国ロシアから遠くはなれた、文化の中心地ドイツにあこがれをもっていました。

 

音楽でも、交響曲をつくるときは、

ドイツ流の音楽の理想にあわせてつくっていました。

 

 

それは、彼のもともと持っていたロシア音楽の可能性や、

チャイコフスキーの天才性を抑えるものでもあったのではないでしょうか。

 

 

 

・・・少し暴論だったような気もしますが、

 

チャイコフスキーの「白鳥の湖」は、

こういったしがらみから一切解放された音楽だといわれています。

 

 

白鳥の湖」がすぐに見たくなるあらすじと魅力