チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説

チャイコフスキーの生涯をわかりやすく解説します。

意外すぎる!?チャイコフスキーとブラームスの似た関係

チャイコフスキーブラームスの意外な人間関係とは??

 

わりと似ている同時代のふたり

 

チャイコフスキーブラームスは、

どちらも現代のコンサートでも人気の作曲家です。

 

 

 

ブラームスといえば、

だれも受け継ぐ者がいなかった楽聖ベートーベンの後継者として存在感を放っていますし、

 

チャイコフスキーは、

親しみやすいメロディと壮大な音楽を掛け合わせる実力については、

クラシック音楽家のなかでもトップクラスです。

 

 

 

そんな彼らは同世代の人間としてじっさいに会ったことがありますし、

お互いの作曲を競った仲でもありました。

 

彼らの生きた姿を探ってみましょう。

 

 

音楽歴にはかなりの差がある

 

チャイコフスキーは、

 

1840年生まれ、ロシアの作曲家です。

彼が音楽の世界に入ったのは、

官僚を引退した22歳のときでかなり遅い経歴ですね。

 

子供のときは

名門の法律学校に通っていたというほど、

かなり良い生まれだったようです。

 

 

 

一方の

ブラームスは、

貧しい家の生まれで、

音楽の才能を生かして、はやい時期から稼いでいました。

 

 

彼は

1833年生まれ、ドイツの作曲家です。

 

10代の前半にはピアニストしての活動を始め、

10代後半には、作曲の実力を高めていました。

 

 

 

曲がった性格もいい性格も似ている

 

チャイコフスキーブラームスは性格がかなり独特だったという点で似ています。

 

 

チャイコフスキーはめちゃくちゃ繊細で、よくうつ病になっていました。

生涯で12回のうつ病を経験したとか・・・

 

晩年はロシアの音楽界を指導する立場になりますが、

中年のころまでは引っ込み思案がはげしく、人とのかかわりを嫌っていたようです。

 

さらに、浪費をするクセがあり、

莫大な収入を得ていても常に金欠だったそうです。

 

ひとつのところにとどまっているのが嫌いで

異常なほど旅行が好きだったといわれています。

 

 

ただ、弱い立場にあるものへの思いやりが人一倍強い人でした。

 

彼は、同性愛者や小動物といった社会的に認められていないものに意識をむけていました。

 

 

 

一方のブラームスはかなりのひねくれものと言われています。

 

若いころはかなりのイケメンだったのですが、

そんなモテる自分が嫌で、わざと太ったり、身なりを汚くしていたそうです。

 

さらに、自分の作品を作った意図が知られたり、

自分の努力を他の人に見られるのが大っ嫌いで、

 

彼の曲のスケッチはほとんどブラームス自身の手で焼かれています。

 

 

 

 

しかし、ものすごいいい人です。

彼は、音楽の世界で売れるようになってからも質素な生活を続け、

 

余ったお金のほとんどを若い音楽家たちに寄付していたようです。

 

 

ブラームスが支援した人物でもっとも有名になったのは、

チャイコフスキーに並ぶ天才・チェコの音楽家ドヴォルザークです。

 

 

ブラームスなくしてドヴォルザークは売れなかったのです。

 

彼は他にもたくさんの社会貢献をしていて、

慈善の人という印象が強いのです。

 

 

音楽的にはどんな違いがあるのか?

 

 

チャイコフスキーブラームスは生まれた境遇は違っても、

性格はかなり似ていることがわかりました。

 

では、かれらが音楽で語るとどんな違いがあるのでしょうか。